・今回の考察内容
・モレナの能力の仕組み
・ゲーム化された人間管理
・不正行為による強制二択
・モレナにとって仲間とは何か
・ベンジャミン特殊戒厳令
・感染による時間制限
・司法省制圧と三権統合
・非嫡出子を後継者にする計画
・ベンジャミンの感染原因
・マフィアと軍の衝突は

410話は人間をどう動かし、どう支配するのかというテーマ
410話には共通したテーマが存在する。
それは、
「人間をどう動かすか」
というもの。
モレナは人間の心理。
ベンジャミンは、国家制度。
それぞれ違う方法で人間を動かそうとしている。
□ モレナ → 人間の選択・欲望・恐怖を利用して支配する
□ ベンジャミン → 軍・法律・王権という巨大な力で状況を動かす
■ ボークセンのイカサマが生んだ「強制二択」
ボークセンは非常に冷静だった。
最後のカードで勝つため、
リターンカードに細工。
さらに証拠を隠すため、カードを握りつぶす演技までしている。
つまりボークセンは、
勝つための準備をすべてしていた。
しかし、モレナの能力は不正行為を自動処理し、
ボークセンに
仲間になる
または
死
という極端な二択を迫る仕組みになっていた。
これこそモレナの支配方法。
モレナは相手を操る能力者ではない。
命令して従わせるわけでもない。
むしろ、
「自由」
を与える。
仲間になった後もモレナの目に余らなければ、
・裏切り禁止ではない
・仲間割れ禁止ではない
・行動も制限されない
一見すると、自由な組織に見える。
しかし問題は、
自由に動けることと、本当に自由であることは違うという点。
ボークセンはモレナの能力システムへ組み込まれた。
自由なプレイヤーではなく、
モレナが管理するゲームへ強制参加することになった。
■ モレナの能力「恋のエチュード(サイキンオセン)」とは何か
モレナは自分の能力を、
ゲームアプリに例えている。
この説明を整理すると分かりやすい。
□ アプリ = モレナの念能力「恋のエチュード(サイキンオセン)」
□ スマホ = 能力をインストールされた人間
□ プレイデータ = レベル・ポイント・位置・能力値・状態
□ 運営者 = モレナ本人
つまりモレナは
人間をゲームキャラクターのように管理している。
把握できる情報は、
・レベル ・ポイント ・位置 ・能力値 ・状態など。
監視しながら人間そのものを数値化して評価する。
人間をデータとして見ている。
参加者がゲームを終了させる条件は
①目的達成
②モレナの死亡
③プレーヤー本人の死亡
のいずれかの場合のみ。
■ 「スマホが壊れるまで」という言葉の意味
この場合のスマホが壊れるというのは
・プレイヤー本人が死ぬ
・肉体的に活動不能になる
・念能力の対象として成立しなくなる
といった状況を指していると考えられる。
普通のゲームならアプリ削除で終われる。
しかしサイキンオセンは違う。
一度入った人間は簡単には抜けられない。
だからボークセンにとって最大の問題は、
「殺されるかどうか」
だけではなく、
生きている限り、
モレナのゲームシステム内に存在し続けること。
■モレナにとって「仲間」とは何か?歓迎ではなく利用価値で判断される関係

でも、モレナはボークセンを仲間として受け入れたんじゃないの?

表面的には仲間になった。しかしモレナにとって仲間とは、目的(殺人)のためだけに動く存在だった
ここは410話を理解する上で非常に重要な部分。
モレナはボークセンに対して、
「完全に仲間になった後なら行動は自由」
と説明している。
一見すると、
自由を認めるリーダー
にも見える。
しかし、その後の発言がモレナの本質を表している。
「仲間割れも裏切りも別に禁止じゃない」
この考え方は、一般的な組織とは大きく違う。
普通の組織なら、
・仲間同士の争いは禁止
・裏切りは禁止
・組織への忠誠が必要
という形になる。
しかしモレナは違う。
重要なのは、
自分の目的である「殺人」「世界の破壊」へ向かっているかどうか。
それだけ。
だから内部で争っていても、
目的達成に問題がなければ許容する。
つまりモレナの組織は、
信頼関係で結ばれた仲間の類いではなく
利害関係で一致した
同じゲームに参加しているプレイヤー集団に近い。
■ 歓迎ではなく「評価対象」になった
ボークセンは特質系能力者の可能性を持つ存在。
モレナにとって価値がある。
しかし、それは、
「大切な仲間だから守る」
という意味ではない。
使える可能性があるから観察しているというもの。
モレナは能力によって、
・レベル ・能力値 ・成長状況 ・位置
を把握できる。
つまりボークセンは加入した瞬間、
仲間になったというより、
モレナの管理システムに登録されたのであり、
運営者であるモレナは、
その成長を見ている。
■ 「価値がなくなれば切り捨てる」
モレナはボークセンへ重要なことを伝えている。
「あなたが必要のない人間だとわかれば、私たちは簡単に裏切る」
この言葉には、モレナ陣営の思想が表れている。
普通なら、
仲間だから守る。
という考えになる。
しかしモレナの場合、
価値があるから存在を認める。
という考え方。
だからボークセンは、
加入したことで安全になったわけではない。
むしろ時間制限付きで、
「利用価値を判断される段階」
へ入った。
■ ボークセンが念能力を求める理由
ここでボークセンはさらに苦しい状況になる。
彼女は理解する。
モレナ陣営に対抗するには力が必要。
しかし、
最短で念能力を得る方法は、
レベルアップすること。
そしてレベルアップには条件がある。
それが、殺人。
この仕組みこそ、モレナの能力の最大の恐怖。
ボークセンはモレナを倒したい。
しかし、そのためには力が必要。
力を得るには、
モレナと同じルールに参加する必要がある。
つまり、
敵に勝つために敵のシステム(人を殺す)に従わなければならない。
仲間でも敵側でも
自らの意思で殺人へ向かわせる仕組みになっている。
■ モレナの本当の支配方法
モレナは操作しない。
命令もしない。
選択肢を与える。
しかし、その選択肢の先に
殺人
成長
淘汰
というシステムを置いている。
だから相手は、
自由に動いているように見えるが
実際には、
モレナが作ったルールの中で動いている。
モレナはボークセンが自分と敵対していることを
承知で行動を制限していない。
能力によって急所をコントロールできているからだ。
■ ボークセンは敵を理解する道を選んだ
ボークセン
「戻る前にいろいろ知りたいわ、仲間について」
ボークセンは
内側から情報を得る戦い
を始めた。
力ではモレナに勝てない。
だから、
情報という武器を選んだ。
ここに彼女の冷静さがある。
■ 第3層で発生した異常事態「ケースS」
場面は変わり、ブラックホエール号第3層。
ここでは別の戦いが始まっている。
軍による制圧。
一般人の拘束。
厳しい監視。
3101号室で兵士が消失していることを
軍がつきとめ調査している。
3101号室はシュウ=ウ一家のヒンリギらが伍長からの情報をもとに突き止めた
エイ=イ一家が人を殺すための移動型念空間の出入り口にしていた場所。
ベンジャミンに部下がエイ=イ一家のアジトの可能性を報告している。
■ ベンジャミンが突然軍を動かした理由
これまでの王位継承戦は、
王子同士の暗殺。
守護霊獣による心理戦。
念能力者同士の駆け引き。
という、王族内部の戦いだった。
しかしベンジャミンが特殊戒厳令を発令したことで状況が変わる。
軍
司法
国家権力
すべてがベンジャミンの統治下に置かれようとしている。
■ ベンジャミンを急がせる「感染による時間制限」
司法省職員のカイザルが注目したのはここ。
「ベンジャミンがここまで強硬に事を急ぐ理由が、自身の感染だとするなら」
この発想。
つまりカイザルは、
ベンジャミンが普段と違う異様な動きをしている
と感じ取っている。
ベンジャミンは軍人。
彼は本来、
・戦力 ・政治的影響 ・相手の反応 ・時間
すべてを計算する人物。
そんな人物が、
特殊戒厳令。
軍部による制圧。
司法への介入。
まで突然一気に進める。
そこから、
「何か期限がある」
と考えた。
■ ベンジャミンが恐れている時間
ハルケンブルグの状態が重要な材料になる。
発症。
↓
症状悪化。
↓
昏睡。
↓
死亡。
もしベンジャミンも同じような状態なら、
残された時間は長くない。
だから彼は残された時間を9時間半と仮定し、
「時間内に王位を確定させる」ため
全力で動きだした。
■ 非嫡出子を後継者にする計画とは
非嫡出子とは、
法律上の婚姻関係にない男女の間に生まれた子供。
ベンジャミンには、
自分の血を継ぐ子が存在する可能性がある。
しかし王位継承では、
血統だけではなく、
正式な資格や制度が問題になる。
だからベンジャミンの計画は、
自分が王位を得る。
↓
国王として権限を持つ。
↓
必要な法的手続きを行う。
↓
自分の子供を正式な後継者にする。
という流れ。
つまり彼は間もなく訪れる自分の死を自覚し、
自分の子を王にするため動き出した。
ベンジャミンの考え方は非常に王族的。
自分は死ぬ前提で自分の勝利ではなく、
王統を残すこと。
国家を維持すること。
自分の子を王とすること
を優先している。
そのため他の王子の排除に
大きな時間的制限がつき、
継承戦が一気に加速する流れになった。
■ なぜ司法省を制圧したのか
ベンジャミンが向かった場所。
それが司法省。
そして宣言したのが、
軍部による三権統合。
これは大きな意味を持つ。
三権とは、
立法。
行政。
司法。
国家を動かす基本的な仕組み。
そこへ軍が入り込むということは、
国家の意思決定速度を最大化するということ。
通常なら、
法律。
手続き。
承認。
という時間が必要。
しかしベンジャミンには時間がない。
だから最短ルートを選んだ。
■ ミザイストムが警戒した理由
ミザイストムは、
特殊戒厳令の発令根拠。
国王による認定。
を求める。
つまり、
「本当に軍を動かす理由があるのか」
を確認している。
ベンジャミンの説明とミザイストムの疑念
ベンジャミンは、
チェリードニヒ、
ハルケンブルグによる生物兵器テロだと説明する。
さらに、
軍内部にも協力者がおり、
容疑者を拘束中
と話す。
しかしミザイストムは疑う。
なぜならベンジャミンは、
捏造された危機を利用して、
自分に有利な形へ持っていこうとしている可能性があるから。
一方カイザルは心の中で、
「まだ僕には最後の砦がある」
と考える。
これは現時点では明確にされていない。
しかし重要なのは、
カイザルの武器が軍事力ではないこと。
彼の強みは、
司法。
制度。
法律。
三権分立。
つまりベンジャミンが力で突破しようとするなら、
カイザルは制度によって止めようとする。
ベンジャミンとカイザルの戦い方の違い
ベンジャミン。
「時間がない。だから最短で勝つ」
軍事力。
強制力。
速度。
を選ぶ。
一方カイザル。
「時間を稼げば状況は変わる」
法律。
制度。
正当性。
を武器にする。
つまり、
ベンジャミンは速度の戦い。
カイザルは時間の戦い。
になっている。
しかし十二支んのミザイストムは簡単には認めない。
彼が求めたもの。
それは、
特殊戒厳令の正当性。
国王による認定。
だった。
つまり、
本当に国家危機なのか?
を確認している。
なぜなら、
非常事態を理由に権力を集中させることは、
国家そのものを変える行為だから。
■ ベンジャミンは嘘をついているのか?
ここは単純ではない。
ベンジャミンの説明。
チェリードニヒ
ハルケンブルグ
生物兵器テロ
軍内部の協力者
これらすべてが完全な嘘とは限らない。
実際に船内では異常が起きている。
しかし問題は、
その危機を利用していること。
実際は虚と実を織り交ぜて
自分に有利な状況を作っているのではないか。
これがベンジャミンの政治的な強さ。
■ ベンジャミン感染の原因は?
今話で大きな謎として残る部分。
それが、
「ベンジャミンはなぜ生物兵器の類いに感染したのか」
という問題。
現時点では確定していない。
しかし状況を見ると、第一層で感染していて
ハルケンブルグ側が関係している可能性はあり得る。
バルサミルコはハルケンブルグ暗殺に備えて
特殊な兵器を準備していた。
司法省でハルケンブルグの攻撃が成功して
バルサミルコの肉体にハルケンブルグの意識が
入っている状況を考えると、
ベンジャミン陣営内部の情報として
兵器の存在や使用方法
などを把握することができる。
つまり、
ベンジャミン側が用意した切り札が、
逆に自分へ返ってきた可能性が挙げられる。
つまり「策を用意した側が、その策によって追い込まれる」
という展開にも見える。
■ その他感染の可能性がある経路
□ 1. 生物兵器サンプルへの接触
ベンジャミン自身が説明しているように、
軍内部には協力者が存在している。
もし船内へ持ち込まれた兵器やサンプルが原因なら、
調査
確認
対応
その過程でベンジャミン本人が接触した可能性がある。
ベンジャミンは軍の中心人物。
情報確認から逃れることは難しい。
□ 2. 軍内部の協力者による意図的な感染
もし敵側の協力者が軍内部にいるなら、
目的は明確。
ベンジャミンの弱体化。
ベンジャミンは、
軍事力。
私設兵。
情報網。
を持つ。
正面から倒すのが難しい相手。
だからこそ、
時間制限を与える攻撃
が有効になる。
■ 特殊戒厳令の本当の目的
表向きの理由。
それは、
生物兵器テロへの対応。
しかし実際には、
王位継承戦を自分有利に進めるための国家権力掌握。
ベンジャミンは自身に死が迫っていることで、
軍。
司法。
情報。
を一気に動かし始めた。
■ マフィアと王子の関係が戦局を変える
ここで重要になるのが、
カキン王国の裏社会。
王子とマフィアは、
単純な上下関係ではない。
お互いの利益によって結ばれている。
■ チョウライとシュウ=ウ一家
シュウ=ウ一家は、
第3王子チョウライを支持している。
理由は、
王位継承後の利益。
組織の存続。
勢力拡大。
つまり、
チョウライの勝利は、
マフィア側の未来にも直結する。
■ ルズールスとシャ=ア一家
シャ=ア一家も同じ。
第7王子ルズールスを支援することで、
自分たちの利益を確保しようとしている。
彼らにとって王位継承戦は、
単なる王族の争いではない。
組織の未来を決める戦い。
■ ツェリードニヒとエイ=イ一家は特殊
しかし、
モレナ率いるエイ=イ一家だけは方向性が違う。
他のマフィア。
王子。
軍。
彼らは基本的に、
現在の秩序を利用する側。
しかしモレナは違う。
目的は、
破壊。
混乱。
既存システムの否定。
だから、
交渉による安定より、
崩壊を選ぶ可能性が高い。
■ ベンジャミン軍とマフィアが衝突する可能性
今後考えられる大きな流れ。
それが、
軍 vs マフィア
の構図。
もしベンジャミンが、
王子確保だけで終わるなら、
マフィアは慎重に動く可能性がある。
軍と正面衝突する理由がないから。
しかし、
王子排除。
組織壊滅。
まで進めば話は変わる。
その場合、
王子陣営
マフィア
念能力者
対
ベンジャミン軍。
という大規模な衝突になる可能性がある。
■ベンジャミンが「残る王子はあと4人」と考えた理由
ベンジャミンはチョウライとルズールスの発見を最優先に急ぐよう指示し、
下位王子を後回しにしている。
さらに
「残る王子はあと4人」
と考えている。
彼は軍人。
戦況を、
敵戦力。
残存勢力。
危険度。
という視点で分析している。
つまりこの4人という数字は、
「まだ王位継承戦を終わらせるために排除すべき存在が残っている」
という意味になる。
■ なぜチョウライとルズールスの発見を急ぐのか?
まず注目したいのが、
なぜベンジャミンはこの2人を急いで探しているのか。
理由は、
2人が単なる王子ではなく、背後に勢力を持っているから。
王位継承戦は、
王子
↓
私設兵
↓
協力者
↓
マフィア
という複雑な構造になっている。
■ チョウライを警戒する理由
第3王子チョウライ。
彼は戦闘型の王子ではない。
しかし、政治的には非常に危険な存在。
理由は、
冷静な判断力。
王族としての立場。
シュウ=ウ一家との関係
を持っているから。
ベンジャミンから見ると、
マフィア絡みで
「放置しても大丈夫な王子」
ではない。
特殊戒厳令発令直前に下層に逃げ出していることから、
国の重要な情報もとれる立場にもあり、
王になった後の国家運営を考えた時、残しておくほど影響力が大きい存在。
だから早期発見が必要になる。
■ ルズールスを警戒する理由
第7王子ルズールス。
彼自身の戦闘力だけを見るなら、上位の脅威とは言いにくい。
しかし重要なのは、
シャ=ア一家との関係。
ブラックホエール号では、
マフィア勢力が独自に動いている。
ルズールスは
シャ=ア一家と密接な関係にあり
ベンジャミンは、
王子だけではなく、その後ろにある組織まで見ている。
だから発見を急いでいる。
■ 「残る4人」とは誰なのか?
ベンジャミンは
「所在安否不明のチョウライ、ルズールスの発見を急げ。下位王子はその後だ。」
と命令。この「あと4人」とは誰を指しているのか。
ベンジャミンは継承戦を軍事作戦として捉えており、
「あと4人」は
「自分が最終的に排除しなければならない王子」
を数えている可能性がある。
つまり、ベンジャミンにとっての「最後の障害」が4人という意味なのではないか。
ハルケンブルグは国家規模の葬列が執り行われ、
ベンジャミンも死亡したと認識しているため除外。
現時点で最も有力なのは次の4人。
カミーラ
チョウライ
ツェリードニヒ
ルズールス
この4人の共通点は
いずれもベンジャミンにとって依然として大きな脅威となり得る王子ということ。
特にチョウライとルズールスについては、ベンジャミンがわざわざ「発見を急げ」と命じている。
これは、所在不明のまま行動されることを最も警戒しているため。
逆にこの指示からカミーラとツェリードニヒの所在は把握している可能性がある。
カミーラにはムッセの裏窓の鳥(シークレットウインドウ)が憑いており、
ツェリードニヒの情報も何らかのかたちで押さえているとみられる。
ベンジャミンから見れば、下位王子に比べこの4人こそ大きな障害と考えても不自然ではない。
チョウライとルズールスだけを優先的に捜索させた点も重要だ。
もし両者が自由に動き続ければ、
マフィアのほかに新たな協力者を得る
他勢力と同盟を組む
念能力をさらに発展させる
など、状況が大きく変わる可能性があるということ。
軍人であるベンジャミンらしく、「脅威は動く前に潰す」動き。
■ 410話まとめ|モレナとベンジャミンが示した2つの支配
410話の本質は、
「人間をどう動かすか」
というテーマだった。
モレナは人間をゲーム化する。
選択
欲望
恐怖
を利用する。
ベンジャミンは国家を動かす。
軍
法律
権力
を利用する。
両者とも、
自分の目的へ向かって人間を配置している。
ボークセンは、
モレナのゲームへ入り生き残るため、
内部から理解しようとしている。
ベンジャミンは、
自分の死への時間制限の中で、
王位と国家の未来を確定しようとしている。
ベンジャミンがチョウライとルズールスの発見を急ぐ理由は、
単に王子を倒すためではない。
王子の背後にある、
マフィア。
支持勢力。
国家への影響力。
まで計算しているから。
■ 全体の要点ミニ要約
モレナは心理とゲームで支配する。
ベンジャミンは国家権力で状況を動かす。
ボークセンは生き残るため、
そしてモレナ陣営に対抗するために
無関係の人を殺さなければならないという難しい立場に追い込まれた。
ベンジャミンは感染による時間制限の中で、
王位だけではなく自分の血統と国家の未来まで計算して行動しはじめた。
– 各話解説
– 401話『月光』
– 402話『手紙』
– 403話『成果』
– 404話『思惑』
– 405話『芝居』
– 406話『神器』
‐ 407話『交渉』
– 408話『交渉②』
-409話『交渉③』

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