ハンターハンター409話徹底考察】特殊戒厳令発令からYESカード選択まで完全解説|ボークセンはなぜモレナ側へ進んだのか?


ごましおむすび
ごましおむすび

409話はボークセンという人物の優秀さと決断が描かれた回


□今話は
・特殊戒厳令発令
・モレナとボークセンの交渉ゲーム
・モレナの能力条件判明
・アジトの場所特定
・ボークセンによる情報収集
・結論でYESカード選択
という複数の重要要素が同時進行した回だった。
そして最終的にボークセンは、
□離脱よりもYESを選んだ
409話の本質は、
□ボークセンが何を見て何を決断したのか。

今回の交渉ゲームの流れ
(指定したカードと引いたカードは全て墓場へ)
①ボークセンがD(ディール)カードを指定

②モレナのリクエストに応じる

③墓場からXカード(ゲームから無傷で離脱)を復活させる

④ボークセンがXを引く

⑤ボークセンがQAカード(無制限に質問可能)を指定

⑥ボークセンがRカード(墓場から1枚戻せる)をひく

⑦ボークセンが最後のカードにYESカード(モレナの仲間になる意思表明)を墓場から戻す

交渉ゲーム終了

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□特殊戒厳令発令でボークセンが最初に考えたこと
交渉ゲームの最中。
突然ブラックホエール号全体へ緊急放送が流れる。
内容は特殊戒厳令発令。
第5層は通常行動。
第4層も影響なし。
第3層はその場で実質拘束状態
第2層は自室で待機命令。
第1層は自室で待機命令。
違反者は射殺対象。
これらから特殊戒厳令発令の原因は
第3層で発生した可能性あり。
3層はハルケンブルグの葬列の出発点で
一般人が見送りのため大挙している状況だった。

□特殊戒厳令とは
この発令は
国家存亡レベルの非常事態に発令され
軍には、
・警告なしの射殺権
・危険人物即時排除
・武装市民射殺義務
まで与えられる。

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□モレナの「え?」をボークセンは見逃さなかった
ボークセンがD(ディール)カードを指定すると、
モレナは聞き返す。
え?
たった一言。
しかしボークセンはそこからも情報を得る。
ボークセンは考える。
□聞き返した理由は二つ。
①放送に意識を奪われていた
②思考整理の時間稼ぎ
どちらか。
□可能性① 放送に気を取られた
特殊戒厳令を脅威と認識した。
つまりモレナも動揺している。
□可能性② 時間稼ぎ
状況整理を行うため。
アジト発覚リスクを考えていた。
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□モレナはなぜゲーム続行を選んだのか
普通なら、
・逃走 ・潜伏 ・戦闘準備
を優先する。
しかしモレナはゲーム続行を選ぶ。
ここからボークセンは二つの可能性を考える。
□アジトは発見されない
または
□発見されても制圧されない

つまりモレナは、
現在地の安全性に絶対的な自信を持っている。
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□モレナの能力感染条件が判明
ディール成立後。
モレナのリクエストはキスだった。
当然ボークセンは嫌がる。
モレナは能力に関係する条件と
仲間になる条件を明かす。
□①ゲーム結果がYES
□②モレナとキス
□③殺人現場への立会い
この三つ全てが必要だった。

②については「モレナが満足するまで」という条件が
念能力の条件にしてはかなり主観的かつ
曖昧でやや気になる点だ。

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□第一層向け放送でアジトの位置を推理
続いて第一層向け放送が流れる。
ここでボークセンは、
□ここは第一層か?
と考える。
しかしすぐに否定。
モレナ二線者として第一層に住んでいた可能性が高い。
つまり、アナウンスだけ聞こえる細工も可能。
ボークセンは推理した後、
自ら反証する。
ここに彼女の優秀さがある。
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□モレナが見せた意外な反応
キス後。
モレナは突然謝り始める。
□まさか初めてだと思わなくて。
世界を滅ぼそうとする人物とは思えないほど人間らしい。
ここでも、
モレナの別の側面が見える。
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□ボークセンは最後までモレナを信用しない
Xカード返却後。
ボークセンはイカサマがないか、
カード確認を要求する。
結果、
□NO
□RETURN
が変化なく確認される。
ここでも彼女は徹底している。
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□QAカードで始まるボークセンの逆襲
続いてQAカードを選択。
ここから流れが変わる。
□ボークセンが能力の制約を利用し、
次々に情報を引き出す。
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□アジトは第二層と第三層の間
□ブラックホエール号建造時から存在した可能性
□出入り口は5つ
□仲間は21人
□特質系はモレナだけ
□モレナは仲間全員の能力を知らない
これは非常に重要。
つまりモレナですら、
組織全体を完全には把握できていない。
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□ボークセン最後の質問
情報収集の最後、
ボークセンは問いかける。
□あなたは目的(カキン滅亡から人類滅亡まで)を変える気はない?
NO(変えない)
□全く変える気はない?
NO(変えない)
□何が起きても変えない?
NO(変えない)
□歩み寄るきっかけが見つかっても?
NO(変えない)
いずれもきっぱりと即答したモレナに対して、
途中ボークセンは悲しそうな顔をする。

しおむすび
しおむすび

なんでそんな顔をしたの?

ごましおむすび
ごましおむすび

彼女は最後になんとかモレナを思いとどめようとしたんだと思う

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□ボークセンはモレナを説得しようとしていた
これらの類似した質問は意思確認と同時に説得だった。
祭り子として生まれ、
人格を踏みにじられ、
世界を憎むようになったモレナ。
その過去を知ったからこそ、
ボークセンは最後に確認した。
しかし答えは変わらない。
目的は変えない
モレナの決意は揺らがなかった。
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□運命の二択
残るカードは二枚。
□NO
□RETURN
ボークセンは一枚選び
そして二人同時に開く。

モレナ側
□NO
ボークセン側
□RETURN
ボークセンは勝利する。
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□誰もが帰ると思った
ボークセンがXカードを墓場から引き戻して
ゲームから無傷で生還できると思った。
これでゲーム終了。
誰もがそう思った。
しかし、
409話最大の衝撃はここからだった。
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ボークセンが最後に出した答えはYESカード
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□なぜYESを選んだのか
考えられる理由は
□モレナを内部から止めるため
□エイ=イ一家へ潜入するため
□モレナをさらに理解するため
などどれもあり得る。
ただ一つ言えるのは、
□帰還より仲間になることを選んだ
という事実。

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□409話で描かれた本当のテーマ
今話は
□特殊戒厳令
□能力説明
□心理戦
□情報戦
□思想対立
□人間理解
その全てが詰まった回だった。
そして最後に描かれたのは、
ボークセン自身の意志だった。
安全を選ぶこともできた。
逃げることもできた。
それでもYESを選んだ。
交渉ゲームを通してボークセンの心理にどんな変化があったのか、
読者の多くがこの結果に驚いたはずだ。

□モレナは人類滅亡を最終目的に掲げていて、
モレナ=人類が嫌いと単純に捉えがちだが、
実際の描写を見ると少し違っているように見える。
ボークセンとの会話では、相手に敬意と好意をもった
対応に終始している。
一連のモレナの姿勢は
「他者に全く関心がない人間」の態度には見えない。
むしろ、
□人を理解したい気持ち
□理解されたい気持ち
は強く残っているように映る。
だからモレナは、
「人間そのもの」が嫌いなのではなく、
□自分を生み出した世界の構造
□祭り子や二線者を生み出す社会
□搾取を前提としたシステム
を憎んでいるのではないか。

モレナはこれまでの会話や描写でも
自分個人の恨みというより、
国家や世界そのものへの嫌悪、憎悪、諦め、絶望
を訴えている。
つまり、
人間一人ひとりを憎んでいるわけではない。
だからボークセン一個人に好意的な感情を抱くことも
決して矛盾してはいない。
一方で一人間に好意を持ったとしても
目的のため必要であれば躊躇なく殺すし、
人類滅亡の目的はゆるぎないものであることも
交渉ゲームではっきりした。

もしモレナが単なる狂人の人間嫌いなら、
上から目線、高圧的、傲慢な態度で
ボークセンの言葉にも耳を貸さない。
しかしモレナは傾聴する
理解も示す
ボークセンが善意で話していることも分かっている。
それでも、
目的だけは変えない。
これらのことからモレナは
「人類を憎む怪物」
というより、
「人を理解できるのに、理解した上で世界を許せなくなった人」
として描かれているように思える。
だから単純な悪役、狂人の類いではなく、
暗黒大陸編でも屈指の悲劇的なキャラクターとしての側面を
破壊や滅亡という言葉の裏から感じとることができる。

□まとめ

409話では特殊戒厳令発令をきっかけに、
・ボークセンが現在地を推理
・モレナの動揺を分析
・能力条件を把握
・アジトの場所を特定
・組織情報を収集
・モレナに説得 を試みる
・最終的にYESカードを選択
という流れが描かれた。

□ミニ要約
・モレナの能力感染の3条件が判明
・アジトは第二層と第三層の間と判明
・出入り口は5つ
・仲間は21人
・特質系はモレナのみ
・ボークセンは最後にモレナの仲間になった
・ボークセンが仲間入りした理由は不明

– 各話解説
401話『月光』
402話『手紙』
403話『成果』
404話『思惑』
405話『芝居』
– 406話『神器』
‐ 407話『交渉』
408話『交渉②』

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